iDeCo(イデコ)は「個人型確定拠出年金」の愛称です。
自分でつくる年金のことをいいます。
一定の金額を毎月積み立て、その資金を投資信託等、自分で選んだ金融商品に投資し、
60歳以降に受け取る年金の原資を築く仕組みです。
日本の年金制度はよく「3階建て」と表現されます。
1階:国民年金(対象:20歳以上の全国民)
2階:厚生年金(対象:公務員および民間企業に勤める会社員)
3階:企業年金(対象:導入済みの企業に勤める会社員)・退職金等年金給付(対象:公務員)
★メリットは以下のようなことがあります。
掛金:掛金は所得控除となり、所得税と住民税が軽減される
運用益:利息や運用益にかかる20.315%の税金が非課税扱いに
受取時:受け取り方により、公的年金控除または退職所得控除の対象となる
★デメリットは以下のようなことがあります。
60歳までお金を引き出せない
65歳以降は積立できない
損をする可能性がある
会社に証明してもらうのが面倒 ※1
思わぬところで手数料がかかる
メリットデメリットをご理解の上始められるならばなんの問題もありませんので、
管理人としてはお勧めできます。
今回実際やってみて残念だった実体験を書きます。
◆思わぬところで手数料がかかる
これが自分が驚いた点でした。
12000円の支払いに対し、初回の資産を見ると9000円程度しかなかったんです。
調べてみると初回は3000円弱の手数料がかかるとのこと。
ちょっと、びっくりしましたよ。
いきなり下落なのかと思ったくらいです。
2回目以降は200円弱の手数料らしいです。
自分の理解が足りなかっただけなのでしょうが、残念です。
控除のおかげで年2万くらいは得できる計算なので、
初回3000円プラス11回の200円弱で、5000円程度ですから、
おそらく損はないとは思いますが、残念です。
始める際にはデメリットもしっかり理解しましょうねというお話でした。
※1 事業主の証明書は2024年12月から不要となる見込みです。 これは、iDeCo以外の私的年金制度(企業型確定拠出年金、確定給付企業年金など)の情報が、企業年金連合会の整備するプラットフォームから、国民年金基金連合会へ提供されるようになることで、iDeCo加入資格の証明が不要になるためです。